法善寺由来

写真
場所 道頓堀千日墓所の口 大阪市中央区難波1-2-16
宗旨 浄土宗
本尊 阿弥陀如来 西向不動明王(水掛不動さん)
      金毘羅天王 ・ お初大神(岡山最上稲荷)
開山 大和の人 専念法師 1637年(寛永14年)
通称 千日寺
住職 三十世 神田眞晃

 浄土宗辞典には、天龍山。開山は琴雲。琴雲は、1686年(貞享3)77歳で没した。はじめ、宇治郡北山村にあった。(不明・間違っている)中誉専念が、1637年(寛永14年)金毘羅天王懇伝の故事によって現在地を購入し移転した。以来、1828(文政2)類焼し、澄誉が再建、52年(嘉永5)焼亡と火災がたびかさなったが、55年(安政2)に見誉が再建した。

一、西向不動明王 大阪に三か所あるその一
  @梅田の太融寺
  A高津の清水寺

二、空襲にて被災
 昭和20年 3月13日の大一次大阪大空襲(B29、274機 焼夷弾1733トン)で、六堂伽藍が焼失し、お不動さんだけが 残っていた。

三、不動明王説明
 不動明王は不動尊ともいいます。
大日如来の教令輪身(きょうれいりんしん)であって、火焔を背にして右手に剣を取り、左手に縄を持って憤怒の姿をしていられます。中野不動尊のご本尊は両側に矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたかどうじ)の脇侍が立っています。
 不動明王の前で盛んに祈祷が行われるのは、不動明王には大威力があって難を除き、魔を降伏し、すべての人にわけ隔てなく利益を与えてくださるからです。また、人の死後は必ず最初に(初七日に)不動明王の導きをうけることは一般にもよく知られています。
 不動尊は何の神様ですか(どういうご利益があるのですか)というお訊ねをうけますが、不動尊のご誓願は広大無辺であって、しかも「無相法身(むそうほつしん)、虚空同体(こくうどうたい)」といわれますから、念ずる人の(祈願者の)願いによって、どんなご利益でもいただけるわけです。
 不動明王が火焔の中に住まわれるのは ”火生三昧”といって、衆生の煩悩を大智慧の火で焼きつくして、お悟りに導くことを本誓(ねがい)としていられるからです。また、不動明王の前でお護摩を焚くのは宗教的儀式作法であって、大願を成就せしめるためです。

○矜羯羅童子(こんがらどうじ)
 形は、15歳の童のごとく、蓮華の冠をつけ、身は白肉色にして、二手合掌市、その二大指と頭指との間に横に一股杵を挿み、天衣と袈裟とにて微妙に厳う飾する
○制多迦童子(せいたかどうじ)
 童子のごとし。色は紅蓮のごとく、頭に五髻を結び、左手に、縛日ら、右手には金剛棒を執る。悪性の者に順うが故に袈裟を著せず、天衣をもってその頸と肩とに纏う

四、水を掛ける意味
 戦前には、最初、お供えの意味で、水は、生きとし生けるもの の命の元になる、大切な水を供えていただけであったが、有る女の人が、拝んで居られる時に、お不動様に縋る思いで「水掛不動さん、願いを叶えて下さい」と水を掛けられ、 その時より水を 掛けられるようになった。

○何故掛けるかは根拠がないが、水を掛けることは、火に水と全く相容れない物に考えられるが、本来は供え物の意味で、「助けて下さいお不動さん。たのんまっせ、お不動さん」と心を込め縋 り付く思いで願いを届けお供えしているのである。また、体の部分に水を掛けるのは、病気平癒・悪魔降伏や願成就・煩悩滅尽の願いを込め縋り付く思い出水を供える意味である。(治して下さいと願い、自分の煩悩や悪い災難事を裁ち切り、願いを込め掛けるられている。)

*御利益
何でも願い事の手助け・後押しをして戴ける。
 水を掛けるので、水商売の繁盛が叶う
 前の二人の童子を男女にみたてて、縁結びが叶う
 忿怒の顔・怒りの相にて、悪い事柄・悪魔・敵を退治して下さる。
 火の中におられ、衆生の悪い心(貪・瞋・痴)を焼き尽くす。

五、
○お初大神 (つかい) 狸?
 お初さん 岡山 最上稲荷の男
 来られていた『みこさん』の話し
○金毘羅天王
 昔は金毘羅天王のお祭りが盛んであった。すぐ海で、樽流しで、中に酒を入れ、船の安全な航海・大漁を祈った。