県人会と募金活動

 東日本大震災の被災者を支援しよう、岩手、宮城、福島3県の関西県人会が25日、大阪・ミナミの法善寺など4ヵ所で、義援金の募金活動を行った。阪神大震災でボランティアとして活動し、法善寺横丁の火災も経験した同寺の神田真晃住職(57)も協力。「今度は自分たちが協力する番」と話している。
 活動には各県人会のメンバーら計100人が参加。法善寺や石畳の横丁に立ち、通行人らに協力を呼び掛けた。
 各県人会は募金活動の場所を模索する中で、神田住職に境内の提供を依頼し、住職も快諾。会の鎌田龍児会長(73)=大阪府吹田市=は「すぐにでも現地に飛んでいきたいが、今は動きがつかない。せめて義援金を送ることで県民を励ましたい」と思いをこめる。
 法善寺横丁では平成14年9月と15年4月の火災で計35店が被災。神田住職も落ち込んだが、多くの人の励ましや優しさに触れた。住職は「あのときにいただいた人情の明かりを、東北の人たちの心にも一つずつともしていきたい」と話す。
 神田住職は阪神大震災の発生4日目から、被災地で約2年間にわたって継続的にボランティアに取り組んだ。そのときの経験をもとに、若手の僧侶らとともに現地で親を亡くした子供たちの心のケアに取り組むことも検討している。

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